社会問題化しているお墓に係わる現状
2019年のお盆にネット上でこのようなコラムをみつけました。生活雑貨で大手の無印良品・くらしの良品計画さんが「先祖のお墓どうします?」と投げかけ、お墓に関する社会問題を提起されていました。一部抜粋させていただきますと、今年のお盆、里帰りなさっていますか?先祖の霊を供養するお盆には、お墓参りをすることが習わしとまっています。ところが近年、そのお墓の行く末が危うくなってきています。少子化が進んで、お墓を守る人が減ってきているからです。継承者のいない墓は荒れ果てた無縁墓となって放置され社会問題にもなっていますと書かれていました。また、2019年9月11の福井新聞にあまりにもタイムリーな記事が掲載され驚いています。福井市が管理する足羽山・東山7200区画のうち、2000区画以上が使用者不明、つまり無縁墓化が起こっているということです。
この現実にお寺として、僧侶として何か行動を起こさないと。これが明厳寺「一生の安心」を考えた理由です。
現在、福井県にあるお墓の墓じまいを行います。
新しい受け入れ先に明厳寺「納骨壇」に移転します。
①明厳寺内の室内墓にて、ご命日、春秋のお彼岸、お盆に読経を行います。 ②既存のお墓の墓参り代行をいたします。
① 明厳寺内の室内墓にて日常の合同読経、年忌法要などを行います。 ② 既存のお墓をそのままにして年間管理をいたします。